東北学院中学校・高等学校

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年頭所感-帆足直治校長-

2026年01月05日

未来へ駆ける、躍動の年へ

 
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中学校・高等学校
校長 帆足直治
 

 

 皆さま、明けましておめでとうございます。2026年が皆さまにとって、実り多き素晴らしい年となりますよう、心から祈念申し上げます。

 昨年は、米国による追加関税などの保護主義的な政策が世界経済に不確実性をもたらし、貿易摩擦を激化させ、世界的な課題に対する国際協力が後退し、グローバリゼーションが低下していきました。また、中東やウクライナなどの紛争が長期化し、地政学的な緊張が続いています。日本でも政治不信がことさら顕著化し、新政権が発足したものの、物価高騰、少子高齢化や、地方創生の推進、脱炭素社会への移行、そして対外政策の方向性が議論されるなど、未来を見据えた国のグランドデザインを描く重要な局面を迎えています。教育界でも、社会の多様化に対応する学び方や教員の働き方改革、日本の将来を担う子どもたちに必要な学びと学校の役割などについて多くの場面で議論が行われ、今後の教育活動の展開に関心が高まっています。

 共学4年目を迎えた中学校・高等学校では、共学1期生の進路面での顕著な成果を自信に教育改革を進め、本年度は近年求められている「個別最適な学び」への対応として、「同時双方向型の遠隔授業」を全面実施しております。また、東北学院大学、東北大学とも提携し、アントレプレナーシップ(起業家育成)のプログラムを取り入れ、東北医科薬科大学との連携により中学生から本物に触れる医学・薬学の実験講座を始めております。今後は、各大学とも連携し、データサイエンスなどを教育課程に盛り込む計画も進めております。本校の掲げる「未来学力の育成」とは従来の学力に加え、「主体性」「多様性」「創造性」を柱に、これから予測される社会を想定しながら、社会で必要な力を子どもたちに養成していくことを使命と考え、さまざまな教育プログラムの中に盛り込んで行っているところです。

 部活動も大いに成果を上げています。中学校では空手、バスケット、柔道、水泳、弓道、放送、高校では空手、囲碁将棋、弓道、体操、陸上、水泳、バスケット、鉄道研究、軽音楽、フェンシングなど多くの部で男女問わず全国大会に進出し成果を上げてくれています。中でも高校陸上部女子の三年連続全国入賞は、本校にとって新しい時代の幕開けを象徴する快挙でありました。諸大会の出場に際しては多くの皆さまからご声援、ご支援をいただきました。この場をお借りし御礼申し上げます。

 最後に、今年の干支は「丙午」(ひのえうま)であります。「情熱的で強い意志を持ちながらも、激しさや変化を伴う」といった意味合いを持つ年とされます。本校でも、建学の精神である「キリスト教的人格の陶冶」を柱に、これからも未来志向で生徒中心の学校づくりに邁進し、変化を恐れず、社会に選ばれる学校づくりを目指して参ります。本年もみなさま方の変わらぬご支援をお願いし、年頭のご挨拶とさせていただきます。