(1) 台湾の大学への進学

2020年12月15日(火)に本校は宮城の4高校（泉松陵高校、聖ウルスラ学院英智高校、聖和学園高校、東北高校）とともに、台湾5大学と連携協定を締結しました。

これにより、本校生が台湾の協定大学に進学する際には優先的に入学が認められ、給付奨学金を受けることができるようになりました。

連携協定5大学について（台湾の大学数：約150）

※合格最低点：台湾留学サポートセンターが算出する内申総合評価（100点満点）による。（参考：最難関の国立台湾大学は85点以上）

協定の詳細は下記のとおりです。

目的

台湾の大学（以下、「甲」という。）の豊富な教育資源を日本の連携高校（以下、「乙」という。）の高校生に与える代わりに、台湾の各大学は年に一度日本の高校へ訪問し直に高校生に台湾の大学を周知・理解してもらうことを目的とする。

具体的協力事項

1. ①甲は、乙の修学旅行、語学（英語・華語）教育、プログラミング教育、サマーキャンプ等の研修を積極的にサポートする。
2. ②甲は、台湾の高校と乙との姉妹校締結を積極的にサポートする。
3. ③甲は、乙の会員校の生徒の甲への入学を優先的に認めるとともに、優先的に奨学金を支給する。
4. ④乙はそれぞれの高校又は合同でグローバルセミナー・台湾の大学説明会・企業セミナー等を年1回開く事を全面的に協力する。（希望者対象ではなく基本的に当該高校生全員の参加とする）
5. ⑤全ての締結に台湾留学サポートセンター(以下、「丙」という。)が積極的かつ全面的に協力する
6. ⑥乙の要求に甲が対応しきれない場合は、丙が台湾の他の大学に支援を要請し責任を持って対応する。

台湾の大学に進学するメリットは下記のとおりです。

• 今後の国際社会で必要不可欠な言語である中国語がマスターできる。中華圏と関係のある企業では、英語・中国語両方できる人材はどの企業でも必要としている。日本の大企業も現地へ多数人材募集活動に来ている。
• All Englishプログラムを持つ大学が多く、英語圏への交換留学なども可能である。
• 外国人留学枠を活用することで比較的有利に入学できる。

  大学の外国人枠に関する統計：

  各大学・大学院では、外国人との交流を目的とし、外国人枠による入学を推奨している。（毎年約25,000人）
  現在は、マレーシアを筆頭に、東南アジア各国から多くの学生を受け入れている。
  日本人留学生には、およそ2,300人の枠があると想定されるが、まだ余裕があり、利用できる可能性が非常に高い。

• 経済的である。4年間の学費・生活費合計で最大約400万円。
• 台湾人は親日的なので、安心して生活することができる。

台湾留学サポートセンターを利用して台湾の大学に進学する方法は下記のとおりです。

1. ①事前の中国語学習（0〜1500時間以上）を「臺灣華語文學習中心（旧 台湾大学進学予備校）」（オンライン）において受講。月1回仙台にてスクーリング。800時間の授業料は約100万円。All Englishプログラムの場合は0時間も可能。
2. ②前年12月～8月 申請大学・学部決定、希望の大学（学科）に申請、合格発表、ビザ申請、航空券手配及び入学手続き
3. ③9月 台湾へ出発

台湾留学サポートセンターのウェブサイトはこちらです。

(2) 英語圏の大学への進学

本校は2021年度より、(株)アイエスエイとの間で「アイエスエイ 海外大学進学推薦制度」協定を締結しました。この協定には以下の3つの制度が含まれています。

「Go Campus進学」という制度では、返済不要の奨学金を受給することにより北米の4年制大学に年間US$15,000〜19,000の自己負担（授業料及び滞在費（週14食以上含む））で留学できます。大学入学後、所定の成績を維持できれば、4年間の奨学金の給付が保証されます。また、英語力が要件に満たない場合は、英語コースからスタートすることもできます。

「2＋2進学」という制度では、世界トップクラスの大学への3年次編入も可能なアメリカのコミュニティカレッジ（短大）進学をサポートします。入学基準は総合大学やリベラルアーツカレッジよりも圧倒的に緩やかで、語学学校経由での入学を目指すことも可能です。費用負担の大きい総合大学やリベラルアーツカレッジの卒業までの費用のうち、前半の約2年間を大幅に抑えることができます。

「パスウェイ進学」という制度では、(株)アイエスエイが協定を締結している大学について、大学が求める基準以上の成績を収めていれば、ダイレクト、パスウェイ、ファンデーション、留学生向け英語コースのいずれかの進学ルートで必ず合格でき、また、合格するまで何校出願しても追加手数料は加算されないという制度です。協定大学には、2021年度THE世界大学ランキングで上位に入った下記の大学も含まれています。

(株)アイエスエイのウェブサイトはこちらです。