東北学院中学校・高等学校

グローバル教育 総合学習

持続可能な開発のための教育 (Education for Sustainable Development:ESD)

本校ではグローバル教育の一環として、「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development:ESD)」に取り組んでいます。「今、世界には環境、貧困、人権、平和、開発といった様々な問題があります。ESDとは、これらの現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組む(think globally, act locally)ことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、そしてそれによって持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動です。つまり、ESDは持続可能な社会づくりの担い手を育む教育です。」(日本ユネスコ国内委員会HPより)

具体的には以下のような取り組みを行っています。

総合的な学習の時間・総合的な探究の時間

(1)「3L希望学」(中学校・高校各週1時間)
中学校 1年 2年 3年
テーマ 「共に生きる」 「働くことについて考える」 「深く追究する」
目標
  • 学校周辺の環境保全活動を通して、自然環境に対する理解を深める。
  • 岩手研修とその事前・事後学習を通して、自分たちの住む東北では自然環境がどのように守られてきているのかについて考える。
  • 国内・外の様々な職業事情について学び、今日の社会が抱える様々な問題を理解する。
  • 職場体験を通して、社会の一員としての自覚を高め、働くことの意義を学ぶ。
  • 各自の関心に応じてテーマを設定し、研究を進め、発表する。
  • 研究成果は論文にまとめる。また、スライドを作成し、校内でプレゼンテーションを行う。
内容
  • 環境学習
  • 地域理解学習
  • 職業学習
  • 職場体験
  • 卒業研究
高等学校 1年 2年 3年
テーマ 「社会理解」 「社会研究」 「自己実現」
目標
  • 格差や貧困など、世界的な問題に目を向け、国際社会について理解を深める。
  • 外部講師の講話などを通して、職業や進学先について学び、目標に向かって自己の能力を伸長させる。
  • 過去の戦争体験について学び、現代に生きる自分たちが平和の実現のためにできることを考える。
  • 自分の適性・専門性を社会の中で活かす道を考え、どのような世界を築いてゆくかに思いを馳せる。
  • それぞれの興味・関心に応じた自己表現の手段を研究し、希望進路の実現に向け継続的・協働的に努力する。
  • 将来のビジョンを実現するために必要な能力・人間性を種々の活動を通して養い、学内外に向けて表現する。
内容
  • 国際理解学習
  • 職業研究
  • 平和学習
  • 進路研究
  • 進路研究
  • 課題研究

(2)「国際教養」(中学校週1時間、英語ネイティブ教員による英会話)