2025年10月20日

一般社団法人アントレ教員ラボが主催する、NEXUS X に本校生徒、保護者が参加しました。NEXUS Xは、通う高校生・大学生・保護者など異世代・異立場で構成されるチームが、東北学院大学の文化祭を舞台に ソニー開発の IoT デバイス「MESH」 を駆使して課題を解決する、実践型アントレプレナーシップ教育プログラムです。参加者は課題発見から実装・社会実装までの一連のプロセスを体験し、失敗を恐れず挑戦するマインドと協働力を養うことを目的としています。
プログラムの中で代表に選ばれたグループは、大学祭において企画の実装を行いました。提案内容は、東北学院大学五橋祭で行われる、東北学院大学と周辺地域との交流イベント「わが街マルシェ」における混雑状況をセンサーとPCを用いて可視化し、特に高齢者や乳幼児を連れた方々に来店のタイミングを検討する際の有益な情報提供をねらいとしておりました。
当日は、来場者からのご意見を参考にしながらシステムの改善を重ねるなど、柔軟かつ主体的な姿勢が見られました。高校生と大学生が協働し、互いの知見を活かしながら課題に向き合う姿は、非常に意義深いものであり、参加者にとって貴重な学びの機会となりました。
生徒たちはプログラムを通じて、自らの成長を実感するとともに、社会との関わりの中で課題解決に取り組むことの意義を深く理解することができました。今後も本校では、実践的な学びを通じて、生徒の主体性と創造性を育む教育活動を推進してまいります。