東北学院中学校・高等学校

新着情報

高3学年卒業説教を拝聴しました

2025年01月27日

 1月21日(火)1校時、本校礼拝堂にて卒業説教が行われました
 説教題 「イエス・キリストに倣う隣人愛」
 説教者 南光台キリスト教会 牧師 田中信矢

 要約

 男女共学第1期生として入学し、文武両道、目を見張る活躍をされた皆さん。本校のスクールモットー「LIFE, LIGHT LOVE」の精神を再び心に刻み、胸を張って卒業してほしいです。聖書の示す神への畏敬とイエス・キリストに倣う隣人愛の精神で世界に貢献し仕える道、それがTGの建学精神です。113年前に本校を卒業し、戦後日本の平和憲法づくりに貢献した鈴木義男は、利権を貪る権力者とは対照的に、愛と義の政治家として献身犠牲の精神をもって人々に仕えました。主イエスは「偉くなりたい者は、仕える者となれ」と言われます。他よりも自分が優れているかどうかの比較ではなく、目の前にある困難や辛く面倒なことを受容する態度にこそ真の偉大さがあります。「蠟燭」は、火を燃やすほど低くなり、周りを照らす光となります。世の光として来られた主イエスも、一本の蠟燭のように自らを低くして人々を愛し、ご自分をなくしてまで仕えられました。命の輝きは、見返りを求めず隣人に仕える時にこそ偉大な光を放ちます。皆さんがここまで立派に成長され、勉学や部活に励み、輝いた「陰」には、ご家族の愛、先生たちの献身犠牲があるのではないでしょうか。こんどは皆さんの番です。神を畏れぬ人間の罪の闇、エゴイズムの力が世を覆うなか、皆さんは「地の塩、世の光」として選ばれました。イエス・キリストに倣う隣人愛、できるかどうかに関わらず、このフラグを立てて生きる。その命は主イエスと共に生きる時、どんな痛みも辛さも悔しさも、ひとつも無駄にならず回収されます。たとえ自分がなくなっても復活し、いつまでも生きるのです。皆さんの上に神の大いなる祝福がありますようこれからも祈ってます!

250127-1_1.JPG 250127-1_2.JPG 250127-1_3.JPG