高3プレカレッジでふるさとの杜再生プロジェクトに参加しました
2024年05月20日
4月18日・4月25日・5月16日の3日間にわたって、高校3年生TGコースの生徒たちは、学校設定科目「プレカレッジ」の一環として「仙台ふるさとの杜再生プロジェクト」に参加しました。
「仙台ふるさとの杜再生プロジェクト」は、東日本大震災の津波によって大きく失われてしまった仙台の海辺の森を、市民の手で再生していくプロジェクトです。
仙台市建設局百年の杜推進課の神名川様、都市デザインワークス田川様をはじめ、関係の皆様のご指導のもと、若林区荒浜の海岸公園センターハウス周辺での育樹活動とビーチクリーン体験を行いました。
育樹活動では、荒浜農園の花壇づくり・海岸防災林の枝打ち作業・植栽地での除草作業など、様々な活動に取り組みました。また、ビーチクリーン体験では、小さなプラスチックゴミ、バーベキューで使ってそのまま捨てられた網、ペットボトルなど様々なゴミを収集しながら、海洋ごみ問題を具体的に捉えることができました。
生徒たちからは、
・海岸清掃は環境保護への貢献とともに、自身の意識向上や地域とのつながりを深める貴重な経験となりました。引き続きこのような活動に参加して、地域の環境保護に携わりたいと考えています。
・松の木の枝を切る意味を最初は理解していなかったが、定期的に松の木をきれいにすることで津波が発生した場合の対策にも十分つながることがわかった。正しく生えてこない木や曲がって生えた枝なども放置してしまうと他の木に影響が出てしまうのもわかって、とても良い勉強になった。
・雑草抜きの最中、他のボランティアの方々が植物の名前についてだったり、荒浜あたりの地域のことだったりをお話してくださった。普通に過ごしているだけではなかなか聞くことができない内容だったと思う。このようにボランティアから直接でなくても、人を通して学べることがあるので、今後も積極的にこのような活動に参加していきたい。
などの感想が聞かれました。