2023年12月22日

　12月14日（木）午後、「高校生まちづくりコンテスト学内発表会」を実施しました。高校１年生では、総合的な探究の時間の一環として、玉川大学観光学部が主催する「高校生まちづくりコンテスト」に向けて取り組んできました。このコンテストのテーマは「ツーリズムを通じた自分たちの“まち”の活性化プランを考えよう」というもので、コンテストでは計画立案にあたっての分析力や論理性、プレゼンテーションにおける表現力などが問われます。
　発表会には、東北学院大学地域総合学部の学生をコメンテーターとしてお招きし、発表を聞いて質問やコメントをいただきました。質問やコメントをいただくことを通して、自分たちの発表に不足しているものに気づき、今後の探究活動を深めるための一助とすることを目的としています。実際に高校１年生からは、「私は富谷市の新たな交通手段として、ガイドウェイ・トランジットより地下鉄のほうが良いと考えて発表したが、大学生の方からは、何故、地下鉄のほうが話題になるのか、という質問を受けた。マイナーなガイドウェイ・トランジットもまた、「それ何？」と話題になるのではないか、というアドバイスをしていただき、その考え方も一理あると思い、とても参考になった。」という声が聞かれました。
　また参加してくれた大学生からは
　・多くの班で地元の人への取材やアンケート調査をしており非常に興味深い発表でした。
　・更により良いものにしていくためには、「根拠となる情報を明確に提示すること」と「調べた情報から自分たちができることは何かを考えてみること」が求められると思う。
　・インターネットや本で信用できるデータを集め、それに加えて自分が実際に経験したことや目にしたことを加えるとより説得力が増して、発言に自信を持つことができるのではないか。
　といった感想やアドバイスをいただきました。
　本校では今後も東北学院大学と連携し、一貫教育の強みを生かした教育活動を展開していく予定です。