東北学院中学校・高等学校

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「プレカレッジ大学訪問」を実施しました

2023年09月14日

8月25日、9月8日の両日、東北学院中高大連携事業の一環として、高校2年生TGコースの学校設定科目「プレカレッジ」において、「東北学院大学訪問」を実施しました。東北学院大学五橋キャンパスで、午前は礼拝、2つの模擬講義に参加させていただきました。また午後はTG推薦で進学した大学4年生から大学生活について話を伺いました。生徒たちにとっては大学での学びに実際に触れることができ、大学進学に向けた良い準備の時間とすることができました。
なお、模擬講義では次のような感想が寄せられました。

文学部歴史学科
修学旅行に向けて、平和学習についての講義を受けた。日本の戦争が詳しく説明されて、一日に40億(現在の貨幣価値では約1200億)も使われていたことに驚いた。日本は、多額の国債を背負い、10年後にはアメリカに負けるとわかっていながらも、戦うしかなかった。と、いうことを聞き、戦争の恐ろしさを学びました。また、東北学院は、キリスト教の学校であるため、敵国のような扱いを受けたが、それでもその教えを守り続けたため、今でも続いているのだと改めて実感した。

文学部教育学科
授業中の生徒の言動の傾向について、談話分析を用いて考えた。教育学部では少人数グループで活動することが多いことを聞き、実際にグループワークを行い、話し合いの進め方について先生目線になって指摘することを行った。会話を行う上で発話のタイミングには法則があることに興味が湧いた。

経済学部
経済学ではお金に関する学びだけではなく人々の選択についても学ぶということを初めて知り、世の中の色々なことはすべて選択から動いており、政府はそれをうまく使って国をいい方向に動かしているということもわかりました。それまで興味がなかったミクロ経済学が面白そうだと思いました。

経営学部
元々マーケティングに興味があったので、とてもいい機会をいただけました。私は経済学部を希望していましたが、自分のしたいことは経営学部の方が合っている気がしました。広告系の仕事に就きたいと思っているので、経済学部進学も視野に入れたいと思います。今回の模擬講義が改めて考えるきっかけになったので良かったです。

工学部電気電子工学科
公開鍵暗号は素因数分解の困難性が応用されているものだということがわかった。素数は今わかっている時点で2486万2048桁あることを知った。素数はこんなにあるのに見つかっていないものもあることを知ってびっくりした。まだ習っていないけど電気電子工学科は微分積分が大事だなと思った。この学部に入るなら数学、物理、英語ができていないと厳しいことがわかった。

工学部機械知能工学科
自分の希望する学部学科の第一志望が工学部環境建設工学科であったので、今回の講話はためになった。環境建設学科は第一志望であるが、経験値の少ない授業内容なので仮に入学できてもついていけるか不安があった。しかし、櫻井先生の話を聞き、少し安心できた。環境建設工学科は定員が40人ということであったが、成績順に決定するということで、大学に入学してからも真面目に頑張る必要があると感じた。また、就職率も不安要素の一つであったが、細かく説明して頂いたので納得と同時に解決に至った。
 

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