中1学年総合(進路)学習「インタビュー体験3」を開催しました
2016年03月31日
3月12日(土)2~5校時、中1学年総合(進路)学習「インタビュー体験3」を開催しました。本中学校では、昨年度から進路学習「キャリアプロジェクト」を開始しました。中学1年では、様々な職業の方々から直接話を伺うことにより社会への視野を広め職業観を養う「インタビュー体験」を行っています。今回は第3ステップとして、下記の実施要領の通り行いました。
[インタビュー体験 概要]
インタビュー体験1
まず、新聞社の記者の方に講演をしていただき、インタビューをする上での心構えを伺う。次に、夏休みに、自分の祖父母にインタビューをし、「祖父母の中学生時代」について、内容のまとめと感想文を書く。困難な時代を生き抜いた先輩方の話を聞くことにより、中高での学びを始めたばかりの中1生に貴重な体験をさせる。
インタビュー体験2
本校教職員にグループでインタビューする。教職員の仕事内容、仕事のやりがいなどについて尋ね、内容をまとめ、レポートを作成する。学校という身近な場所で働く人々の仕事を知るとともに、普段の学校生活が多くの人々によって支えられていることにも気付かせる。
インタビュー体験3
学外の様々な業種の方々から講話をいただく。仕事の内容、必要な資格、仕事につくための望ましい進路や仕事を志したきっかけなどを聞き、質疑応答を行う。内容をレポートにまとめ、発表を行う。初めて会う方々から話を聞き、質問するという、緊張を伴うが社会に出るうえで必要な体験をさせる。
[インタビュー体験3 実施要領]
○目的
保護者の方から職業についての講話をいただき、質問することや発表することを通して、職業について自ら積極的に考える機会とする。
○学習内容、予定
9:00~ 9:30 |
インタビュー体験 |
各教室 |
9:50~11:40 |
ポスター作成 |
各教室 |
11:50~12:40 |
ポスター発表 |
各教室 |
○インタビュー方法
(班編成)キャンプのテント班をもとに、1名の講師の方に対して約16名の生徒がインタビューを行う。
(内容)講師の先生から、仕事の内容などについて15分ほど講話をしていただく。その後、15分ほどで質疑応答を行う。
(質問事項)
・仕事内容などの職業に関すること
・質問の答えに対する関連の質問
※中学生、高校生のときの思い出などをテーマとして、質問内容を検討してみてもよい。
○まとめ作成、発表
(まとめ)
キャンプの壁新聞作成の要領でまとめのポスターを作成する。生徒には事前にインタビュー用紙と下書き用紙を配付する。
それをもとしてまとめ作成時間に、どの内容について記事を作成するかを決定し、下書きを完成させる。
その後、清書をして模造紙に貼り付ける。
(発 表)
ポスターをもって前に並び、クラスの生徒に対して発表を行う。
班員全員が1人1分程度の持ち時間で、記事の内容や特に印象に残ったことを発表する。
放課後、作成したポスターを廊下に掲示する。
○講師の勤務先・職業
電力会社職員、気象台職員、裁判所職員、仙台市交通局職員、看護師、行政書士、理学療法士、保育士