2015年08月26日

　7月27日(月)28日(火)キリスト教青年会が夏の修養会を行いました。キリスト教青年会は有志生徒により組織され、夏季と春季の一泊二日の修養会と放課後のボランティアを中心に活動しています。
　今年の夏は、亘理町と山元町へ生徒9名でボランティアへ行ってきました。震災の年の春から、年2回行っていますので8回目となります。前日、宿舎に泊まり現在の状況、役割分担を確認し、建設中の防潮堤、道路、避難場所も兼ねた完成した中学校、空室が目立つ復興住宅を見学しました。その後、宮前仮設住宅を訪問し、すでに退去された方々も集会所に集まり、手作りのお惣菜をいただきながら良い交わりができました。震災当時、120世帯ほどが住まわれた仮設住宅も現在は20世帯ほどになり、次回訪問が予定されている春にはなくなっている可能性があります。
　震災後4年が経ちますが、日々刻々と変わる知らない部分、問題が複雑化することなど現地に行かなければわからないことが多々あることを気づかされます。微々たる活動ですが、少しでも何かのお役に立つことができたらと考えております。