2014年10月10日

　10月7日(火)8校時礼拝堂において、高校２・３年生を対象として、国際協力講演会「外務省ODA出前講座」を開催しました。総合的な学習の時間の充実のため一昨年度から始まった年1回のこの講演会に、今年度は「外務省ODA出前講座」により外務省国際協力局国別開発協力第二課の沼田行雄企画官を講師としてお迎えしました。
　沼田行雄企画官は、これまでの赴任地ブラジル、ポルトガル、イタリアでの経験に基づき、それぞれの国民性の違いについて述べられ、その国に滞在することによりそれぞれの国民性をあるがままに知ることができると語られました。ブラジルを中心にグローバルに貢献している日系人の例もご紹介いただきました。
　また、日本のODA（政府開発援助）は、1954年のコロンボ・プラン加盟から始まり、今年で60周年を迎え、世界中で有償、無償の経済協力・技術協力、専門家派遣・研修員受け入れなどを行い、日本と関係国相互に大きな恩恵をもたらしていると語られました。

※高校１年生の国際協力講演会は、12月11日(木)午後に「外務省高校講座」として行います。