第31回海外研修 報告1(ホームステイ)
2014年08月21日
今年31年目を迎えた本校の海外研修は、毎年夏期休暇中に中3から高3の希望者を対象として20日間にわたり米国オレゴン州で行われています。今年度は、州中南部ベンドでのホームステイ・英語研修(11日間)、州中西部YMCAシルバークリークキャンプ場での現地の中高生との合同キャンプ(6日間)、州西北部、州最大都市のポートランド市内自主研修・ホテルステイ(3日間)というバラエティーに富むプログラムとなっています。今年度の第31回海外研修は7月23日(水)~8月11日(月)に行われ、引率教員3名と参加生徒26名は当初の目的を達成し無事帰国いたしました。以下に引率教員からの報告を前篇と後篇に分けて掲載いたします。前篇は7月23日(水)~8月2日(土)に行われたホームステイプログラムについての報告です。
※以下、表記は全て現地時間です。オレゴン州は日本より16時間遅れています。
7月23日(水)
8:50 仙台駅集合 出発式
9:24 やまびこ乗車
11:28 東京駅着
12:03 成田エクスプレス乗車
12:58 成田駅着
14:00 出国審査
16:30 デルタ航空642便にて出国
(現地時間)
10:00 ポートランド着、入国審査
11:00 バス乗車
14:30 ベンド・スタディーセンター(教会)着、オリエンテーション
16:00~ ホストファミリー出迎え、生徒各家庭へ
ほぼ予定通り進めることができました。ポートランドは雨で気温が低く、肌寒いほどでした。
生徒は長旅と時差ボケで大分疲れが伺えます。ホストファミリーと対面する際には相当緊張していたようですが、何とかコミュニケーションを取ろうと奮闘していました。
明日以降本格的にプログラムが始まりますが、少しでもはやく現地の生活に慣れてもらえればと思います。
7月24日(木)
9~12時 教会集合、学習開始
13~16時 ネイバーフッドツアー
18:30~ ウェルカムパーティー
午前の英語学習では、3グループに分かれて、午前中は日米の文化の違いや各生徒のホストファミリーについて説明したり意見を交換するといった活動を行いました。午後は周辺を散策し、ベンドの街について学習しました。夕方のウェルカムパーティーでは各生徒のホストファミリー、現地教員、スタッフの方々と交流しました。疲れている生徒も多いようですが、ホストファミリーや現地の同年代の生徒たちと楽しく交流しているようでした。
7月25日(金)
9~12時 教会にて授業
13~16時 Boys and Girls' Club と交流
スポーツなどを通じて現地の児童・生徒と交流しました。
7月26日(土)27日(日)
生徒は各々のホストファミリーと楽しい週末を過ごしました。
ドライブ、釣り、ハイキングやカヤックなどに出かける家庭が多かったようです。
教員たちはこれまで30年間お世話になったサトルレイクキャンプに挨拶に行きました。昨年3月に本校を卒業し、現在オレゴン州立大学に通う高橋文吾君もちょうどスタッフとして参加しており、現地での生活の様子などを聞くことができました。
7月28日(月)
9~12時 教会にて授業
13~16時 ボランティア活動
ホームレスの方などの生活困窮者に食事を提供するFamily Kitchenという施設にて夕食の準備を手伝いました。現地のニュース番組で取り上げられ、本校生の活動の様子やインタビューが放送されました。(7月29日(火)付HPに掲載済み)
7月29日(火)
9~12時 教会にて授業
13~16時 博物館見学
High Desert Museum にて、アメリカ先住民の歴史、オレゴンの自然や生態系について学習しました。
7月30日(水)
9~12時 教会にて授業
13~16時 クックアウト・スポーツ交流
近隣の公園にてバーベキューを行いました。先日交流したBoys & Girls' Clubの児童・生徒たちと昼食を共にしたのち、スポーツをして楽しみました。
7月31日(木)
9~12時 教会にて授業
13~16時 ウォーターデイ
近隣のデシューツ川をゴムボートで下りました。皆ずぶ濡れになりながらも全コースを渡ることができました。
8月1日(金)
9時~12時 教会にて授業
13時~16時 フェアウェルパーティ準備
18時~ フェアウェルパーティ
ホストファミリーの前で出し物を披露し、好評を博しました。授業を担当したJustin, Laurel, Jessicaからも別れの挨拶をいただきました。
8月2日(土)
ホストファミリーと過ごす最後の休日となりました。
8月3日(日)の朝に州中西部YMCAシルバークリークキャンプ場にバスで移動します。