2013年08月16日

今年度記念すべき30年目を迎えた本校の海外研修は、毎年夏期休暇中に中3から高3の希望者を対象として20日間にわたり米国オレゴン州で行われています。今年度は昨年度とは研修地が変更になりましたが、ポートランド市内でのホームステイ・英語研修(11日間)、合衆国メソジスト教会と聖公会が共同運営するサトルレイクキャンプ場での現地の中高生との合同キャンプ(6日間)、ベンド市内自主研修・ホテルステイ(3日間)というバラエティーに富むプログラムとなっています。

今年度の第30回海外研修は7月24日(水)～8月12日(月)に行われ、引率教員2名と参加生徒11名は当初の目的を達成し無事帰国いたしました。以下に引率教員からの報告を前篇と後篇に分けて掲載いたします。前篇は7月24日(水)～8月3日(土)に行われたホームステイプログラムについての報告です。

※以下、表記は全て現地時間です。オレゴン州は日本より16時間遅れています。

7月24日（水）
08:15　仙台駅で出発式を行いました。
15:30　成田空港よりポートランド国際空港に向けて出発しました。
08:50　ほぼ予定通りポートランド国際空港に到着し、入国手続きをしました。
11:00　ポートランド市内のスタディーセンターへの移動を終え、オリエンテーションに臨みました。
11:30  それぞれのホストファミリーと対面した後、各家庭に向かいました。
明日から本格的な英会話授業や諸活動に取り組みます。

オリエンテーション

7月25日（木）
09:00　教会に集合し、英語の授業を受けました。前日に出された宿題にもしっかりと取り組んできていました。
13:00　昼食後に教会の周辺を散策しました。個人宅の造りや様々な商店について、新たな発見をしました。
18:00　教会にて歓迎会を開いて頂きました。和やかな雰囲気の中で、自己紹介ゲームや代表生徒の挨拶が行われました。

ホームステイ歓迎会

7月26日(金)
09:00　教会にて授業を受けました。レストランにおける表現などの、実践的な会話を練習しました。
12:00　ポートランド市郊外の公園にて、バーベキューとスポーツを楽しみました。ホストファミリーも加わり、リラックスした雰囲気を存分に楽しみました。

公園での昼食

週末は、各家庭にて充実した時間を過ごしました。現在まで目立った体調不良や怪我はなく、現地での生活リズムにも慣れてきました。

7月29日(月)
09:00　教会にて授業を受けました。週末の過ごし方についてディスカッションをしたり、午後のボランティア活動について学んだりしました。
13:00　昼食後、Impact North Westという非営利団体の事務所にて、ボランティア活動を体験しました。主に、現地の小学生が使用する教材の梱包作業を行いました。

ボランティア活動

7月30日（火）
09:00　SOLVEという環境保護団体の協力のもと、水辺の生物の観察および周辺環境の改善に取り組みました。
13:00　教会にて授業を受けました。アメリカの家庭生活に関わる用語をたくさん学ぶことが出来ました。

環境学習

7月31日(水)
09:00　教会にて授業を受けました。健康および運動に関するディスカッションを行い、新しい表現を学びました。
13:00　昼食後、市民の憩いの場となっている屋内プールに行きました。充実した施設で、現地の人達と混じって楽しいひと時を過ごしました。

プールにて

8月1日(木)
09:00　教会にて授業を受けました。本日のテーマは、移民およびアメリカの成り立ちでした。
13:00　地元の青少年クラブ（児童館のような施設）を訪問しました。折り紙やスポーツを通して同年代と交流し、充実した時間を過ごすことが出来ました。

青少年クラブで交流

8月2日(金）
09:00　教会にて最後の授業を受けました。昼食休憩前に校長先生が到着し、激励の言葉を頂きました。
13:00　送別会の準備として、ホストファミリーへの感謝状作成や発表のリハーサルを行いました。途中に元本校カウンセラーの佐藤智昭先生が訪問して下さいました。先生は現在ポートランド市内の大学院で研究をされています。
18:00　教会にて送別会を開いて頂きました。プログラム修了証の授与に引き続き、本校生による発表が行われました。相撲の紹介に加え、現地の方々に紙相撲を体験してもらいました。

ホームステイ送別会

8月3日(土)は各家庭で過ごしました。

8月4日(日)の朝にサトルレイクキャンプ場にバスで移動します。