東北学院中学校・高等学校

高等学校3学年卒業説教を実施しました

2013年01月11日

1月10日(水)2校時礼拝堂において、高等学校3学年全員を対象として「卒業説教」を実施しました。「卒業説教」は高校3年生が卒業を迎えるにあたり、聖書科の学びのまとめとして毎年行っているものです。今年度は説教者として日本基督教団仙台南伝道所牧師・本校非常勤講師の平賀真理子牧師をお迎えしました。平賀師は、テサロニケの信徒への手紙一5:16~22から「主にある喜びの人生」と題して下記のように語られました。説教終了後、生徒は教室に戻り、感想文を提出しました。高校3年生の前途に祝福があるよう祈りましょう。

<説教要旨>
 祈りと感謝を通して神よりの真の喜びが与えられることを、毎日の礼拝、聖書科の授業を通して教えられ、それを財産に卒業しようとしている。東日本大震災以降「真の喜び」が問われている。しかし、それを皆さんはすでに知った上で、経験した上で、それぞれの進路へと出発する。生涯にわたって、東北学院で学んだ祈りと感謝を大切に、主にある備えられた確かな道を歩んで欲しい。

<感想文より>
私たちは東日本大震災により全国の人々に助けてもらった。感謝してもし尽くせないほどである。人に感謝することを完全に知った私たちは、何らかの形で日本に返したいと思うし、返さなければならないと思う。まさに、この3年間で聖書の授業で学んだ「3L精神」をはじめとする聖書の精神をこれから生きていくなかでうまく活用して、これからの日本に貢献したいと思う。

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