東北学院中学校・高等学校

5月16日(月)避難訓練を実施

2011年05月18日

5月16日(月)6校時終了直前の15時05分から避難訓練を実施しました。
地震の発生とそれに伴う管理棟からの火災の発生を想定してサッカー場に避難する訓練を行いました。
避難訓練後の学校長からの講評をご紹介します。
 「体験にまさる教訓はない」と言われます。私たちは3月11日14時46分、東日本大震災を経験しました。ライフライン、インフラの崩壊、未曽有の被害に言葉もありません。余震も毎日発生しています。3月11日は学校でしたが、4月7日は自宅で夜半でした。どうか多くの犠牲を伴った大地震を決して忘れることなく安全確保に努めて下さい。火災については、煙、有毒ガスが命取りになりますので、ハンカチ等を必ず使い、危険回避をして下さい。家族との連絡方法、集合場所、食料備蓄など、防災の確認点検も常に心がけて下さい。災害は忘れたころにやって来ると言います。時、所など関係なく、おかまいなしです。日頃からの訓練に真剣に取り組み、被災を最小限にできるよう互いに注意を喚起し合いましょう。「3月11日14時46分」を教訓として、地震、津波、火災から命を守ることを最大目標としましょう。しばらくは余震が続きますので、決して甘く見ることなく、日常生活十分に気をつけて下さい。本日の避難訓練について各自自己評価をし、自分の身は自分で守るという力を養って下さい。