東北学院中学校・高等学校

高等学校3年加藤巽君が東北大学「科学者の卵」養成講座最優秀賞を受賞

2011年05月16日

本高等学校3年生の加藤巽君が、平成22年度東北大学「科学者の卵」養成講座発展コースにおいて最優秀賞を受賞しました。
「科学者の卵」養成講座は、東北大学が平成21年度に開設したもので、高校1,2年生を対象に自然科学における学習体験や実験経験を1年間無料で提供しています。
受講者(100名)は自己推薦書に基づいて選抜され、まず全員が「基礎コース」に所属しますが、その後レポートと面接により優秀な30名が「発展コース」に選抜されます。
平成22年度には280名の応募者があり、加藤君は「発展コース」に選抜され、これまで土曜日の午後や長期休暇中に大学に通って科学を見る眼を養い、今回の最優秀賞受賞の栄誉にあずかることになりました。
また、加藤君を含め4名の「発展コース」のメンバーで構成する研究チームは、第52回植物生理学会仙台年会「高校生生物研究発表会」において「ダーウィンが見た『動く植物』の仕組みを探る」を発表し、優秀賞を受賞しました。(3月22日に予定されていた学会の開催はこのたびの震災のため中止になりましたが、賞状のみ郵送されてきました。)
この講座は将来自然科学分野の研究者を目指す諸君にとっては、大変貴重で有意義な経験となりますので、奮って応募することをお勧めします。