学びのテーマ

授業に生きる ~学ぶことが、好きになる~

校長 大橋 邦一

本校の学びのテーマは「授業に生きる ~学ぶことが、好きになる~」です。

基礎基本を学ぶには「継続的な学び」が必要です。でも、それは易しい問題を繰り返し解き続けるということではありません。むしろ難しい問題と向き合うことで、自らの基礎的な力の不足を思い知ることが大切です。その悔しさ、情けなさこそが原動力となって、何度も基礎基本に戻りつつ前へ前へと諦めずに学び続けることが大切です。こうして難しい問題と繰り返し向き合う内に基礎基本もしっかりと身につき、学ぶ喜びを深めることにもなります。いつも自分の力を謙虚に認め、学び続けることが大切です。

そして先生、先輩、そして同級生と「教え合うこと」が大事です。「情けは人のためにならず」という格言の本当の意味を知っていますか。教えることは、自分自身のためになるのです。人に教えようと準備し、実際教えて、人は初めて自分がわかっていたつもりだけだったと思い知らされます。自分の不十分さを教えられるのです。そうした経験から教えるためにどれほど準備しなければならないか、聞く相手への配慮がどれだけ必要かということもわかります。その経験から、ただ知識や教養を深めるだけでなく、自らの人間性も養っていただけることも知るのです。ですから教えることの苦しみ、努力から逃げることは、自らの学びから逃げることだけでなく、学ぶことの喜びを与えられる機会を自ら失うことにもなるのです。

どうか、次の学びのサイクルを参考にして、ぜひ学ぶことが、好きになる体験を重ねられますように祈っています。

リズムを持って、学び続ける

  • 3L精神のLife(命)にあたる内容です。
  • 自らの生活のリズムを持つこと。
  • 学ぶことは、どんなことにも関心を持ち、少しずつでも続けることが大切です。
  • 悪い結果でもあきらめないこと、良い結果でもおごらないこと。
  • 平均点よりも、自分を見つめ、自分の成長を意識し信じること。
  • 与えられた学び、課題を通して自主的な力が養われます。
  • 高い倫理観を養うことにつながります。

難問・困難と向き合う

  • 3L精神のLight(光)にあたる内容です。
  • わからないところは、先延ばしせず先生に聞くこと。
  • 難問や困難と向き合うこと。
  • 向き合うことで、調べたり、考えたり、批判したり、表現する力が養われます。
  • 向き合うことで、主体的な力が養われます。
  • 広い教養を身につけることにつながります。

自ら学び、仲間と学ぶ

  • 3L精神のLove(愛)にあたる内容です。
  • 互いの得手不得手を補い合うことは、互いの励みになります。
  • 同級生と、そして先輩、後輩と競うことは、互いを高めます。
  • 学んだことを伝える、教えることは自らの学びとなります。
  • 共に学ぶことは自らを見つめ、他者へ関心を抱くことを身につけます。
  • 豊かな人間性を育むことにつながります。

生徒を中心に