東北学院中学校・高等学校

新着情報

高3学年卒業説教を拝聴しました

2019年01月18日

1月15日(火)1校時礼拝堂において、高等学校3学年全員を対象として「卒業説教」を実施しました。「卒業説教」は高校3年生が卒業を迎えるにあたり、聖書科の学びのまとめとして毎年行っているものです。今年度は説教者として南光台キリスト教会牧師の田中信矢先生をお迎えしました。田中師は、新約聖書テモテへの手紙(二)3章14~17節から「人生のマスターキーを手に」と題して下記のように語られました。説教終了後、生徒は教室に戻り、感想文を提出しました。高校3年生の前途に祝福があるよう祈りましょう。

<説教要旨>
毎朝の礼拝で読まれ、週一回学び続けた「聖書」は時代を超えての判断基準であり「人生のマスターキー」といえる人類の宝である。アメリカ初代大統領も多くの苦難を経験し、絶望の淵から聖書の言葉を頼りに立ち直り、今も大統領宣誓式にはリンカーンの聖書の上に手をおいて行われる。ライオンの創業者、小林富次郎も同様の経験の中から聖書に救われた。3年間の高校生活で、みなさんはその聖書の力は自然と身についており、今後起こるであろう困難を克服する源泉となる。卒業を目前の今、改めて聖書のもつ偉大さ、それを自覚し、大きな自信と誇りを携えて世界へ羽ばたいていただきたい。

<生徒の感想より>
東北学院の6年間を改めて振り返って、聖書には「信じるものを救う力がある」と共感しました。これは毎日の礼拝と、聖書の授業を受けた結果と思います。卒業後も、困っている人を助け、心の支えになれるような人間として歩み続けるべく学びを確かなものとしていく覚悟が与えられました。