東北学院中学校・高等学校

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高3学年卒業説教を拝聴しました

2017年01月12日

 1月11日(水)1校時礼拝堂において、高等学校3学年全員を対象として「卒業説教」を実施しました。「卒業説教」は高校3年生が卒業を迎えるにあたり、聖書科の学びのまとめとして毎年行っているものです。今年度は説教者として泉高森教会牧師の清野久貴先生をお迎えしました。清野牧師は、新約聖書ローマの信徒への手紙15章1~6節から「世に仕える者として」と題して下記のように語られました。説教終了後、生徒は教室に戻り、感想文を提出しました。高校3年生の前途に祝福があるよう祈りましょう。

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<説教要旨>
東北学院で学んだ皆さんの学歴は、生涯消えることがありません。その皆さんは、毎日の礼拝と週一回の聖書の授業において「愛」を学んだのです。そして同時に、その「愛」を体感しつつ歩んだ高等学校生活ということができます。しかもその「愛」は安易な教えではなく、永遠かつ普遍的なイエス・キリストを土台としているのです。混沌としたこの世にあって、その「愛」を卒業後に実践することを通して、この世に仕えていく使命があります。その生き方によって、おのずと東北学院の価値も高まるでしょうし、後輩への励みとなるのです。大いなる飛躍を期待します。

<生徒の感想より>
東北学院を卒業するということは単なる通過点ではなく、これから背負うものであることを知った。「隣人愛」の教えは簡単に思えて、実は最も難しい教えであるからこそ、日常的に語り続けられたのである。自分だけに視線を向けるのではなく、他者にも気配りが出来る人になりたい。
自分の人生の中で消えることのない「東北学院」という名を誇りを持って生き続けたい。