東北学院中学校・高等学校

402名が巣立った「第66回東北学院高等学校卒業式」が挙行

2014年03月10日

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 3月1日、東北学院中学校・高等学校の礼拝堂において、「第66回東北学院高等学校卒業式」が挙行されました。
 たくさんの保護者や在校生が見守る中行われた式典では、讃美歌や聖書朗読に続いて、晴れて学舎を巣立つ402名の卒業生の点呼がなされ、卒業証書が授与されました。また、文化賞をはじめとした各賞の賞状および賞品授与が行われました。
 学舎を巣立つ卒業生に向けて大橋邦一校長は「Life 命、Light 光、Love 愛の建学の精神は、これからも諸君の生涯にわたるテーマであり使命です。今日諸君は卒業しますが、ひとつの通過点です。これからも生涯この学院で学んだ意味を、その答えを繰り返し探し求め続けなさい。人に完成はありません。生涯問い、学び続けるのです。何が本当に大切で、何が本当に必要なのか、求め続けなさい。楽しみながら歩みなさい。休みながら歩みなさい。そして、これからも光の中を歩み続けることを祈っています。卒業おめでとう」と告辞を贈りました。
 卒業生を代表して住田哲輝君は「このように厳粛かつ盛大な卒業式を挙行していただき、卒業生一同心より感謝しています。充実した日々を送ることができた一方で、ある出来事にふれておかないわけにはいきません。それは東日本大震災です。私たちはちょうど入学式の年に震災を経験し、大切なものを無惨にも失いました。本来ならば、私たちと3年間を共に多くの思い出を作ったはずの仲間の一人が、震災によって奪われてしまいました。あと10日で震災から3年を迎えます。今こそ、Life、Light、Loveの精神を身につけた私たちが復興においても大いに活躍し、地の塩、世の光となるべきときなのではないでしょうか。この東北学院で学んだことを活かし、全力で命を輝かせながら社会で羽ばたくべきときがきているのだと強く思います」と力強く答辞を述べました。
 第66回東北学院高等学校の卒業式にご参列いただいた来賓、保護者の皆様に深く感謝申し上げます。

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