東北学院中学校・高等学校

中学校2学年進路行事(環境学習)「TGスマイルリバープログラム」を実施

2010年11月11日

中学校2学年では、10月19日(火)5〜7校時、進路行事(環境学習)「TGスマイルリバープログラム」を実施しました。
詳細は以下の通りです。


◎ 学習のねらい
学校近くを流れる高野川・梅田川の清掃活動を通して、地域社会の一員として、環境について私たちが出来ることを考える機会とする。また、講話を通して、私たちが何気なく目にしている河川(環境)がどのように守られているのかを学ぶ。
 
◎ 学習の流れ
 13:20〜13:50(30分) 講話〔正門前広場〕
 13:50〜14:20(30分) 移動〔正門前広場→現地へ〕
 14:20〜15:30(70分) 清掃活動〔高野川・梅田川周辺〕
 15:30〜15:40(10分) まとめ・講評〔現地・ゴミ集積場(梅田川・高野川分岐点)周辺〕
 15:40〜16:10(30分) 移動〔現地→学校へ〕
 
 講師: 宮城県仙台土木事務所 河川第二班 柳町様


以下は生徒の記録からの抜粋です。
 
A君の学習のまとめ
今回の学習を通して、ゴミが多いこと、水が汚いことがいちばん気にかかりました。どうしてゴミを捨てるのだろう。どうして水が汚いのだろう。そう考えると、人間が原因だということがわかりました。ガムの捨て紙、袋などは持ち帰るのが面倒になり、その辺に捨てればいいという考えによって、捨てているんだと思いました。川の汚い理由は、生活排水などもありますが、人間がペットボトルの中身を入れたままで捨てるなどが川の汚染になっているんだと思いました。
これからは、自分が社会の一員として、ゴミを拾う、ポイ捨てしている人を注意して、ポイ捨てをなくす、ということを心がけていきたいと思います。ですが、やっぱり完全になくなるには一人一人がポイ捨てをなくす、水をきれいにするということを心がけなければ、川の汚染はなくならないと思います。一人の人からいろいろな人に呼びかけをする、そうすればいいのだと思います。
今回自分たちが清掃した場所は、ほんの一部でしかありません。地球全体をきれいにできるようにしていきたいと思います。
今回の清掃活動はとてもためになりました。

B君の学習のまとめ
●ぼくの地元では伊豆沼・内沼のクリーンキャンペーンを毎回行っているので、その機会にどんどんゴミを拾って、白鳥やガンなどの鳥たちが住めるような環境をつくっていきたい。
●たくさんの種類の魚、鳥、虫などがたくさんいるような川にしていきたい。
●自分の部屋がとても汚いので、梅田川のようにきれいにしたいと思いました。
●ゴミが落ちていたら拾ってゴミ箱に捨てる。
●リサイクルできる物があったら分別して再利用したり、新しいものにしたりする。
●ペットボトルのキャップやカンなどについているプルタブは貧しい国の予防注射になったり、足の不自由な人々が使う車いすになっているから、それを分別して一人でも助けたい。